2007年09月26日
国立西洋美術館についてまとめました。
世界遺産にエントリーした国立西洋美術館について今回は調べてみました。
情報
正式名称
愛称
前身
専門分野 西洋の美術作品を専門とする美術館
事業主体
管理運営 独立行政法人国立美術館
開館 1959年
所在地 〒
東京都台東区上野公園7番7号 ■ Template:博物館
国立西洋美術館(The National Museum of Western Art)は西洋の美術作品を専門とする美術館である。独立行政法人国立美術館が運営している。東京都台東区の上野公園内にある。略称西美。
概要
国立西洋美術館は印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを基として、1959年に設立された。松方幸次郎は20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、コレクションは第2次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていた。松方コレクションが日本に返還される際の条件として、国立西洋美術館が建設されることになった。本館の設計はル・コルビュジエによるが、彼の弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が協力し完成した。また新館は前川國男が設計した。なお、本館は、1998年に旧建設省による「公共建築百選」に選定されている。
現在は松方コレクションに加えてルネサンス期より20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している。なかでも西洋のオールド・マスター(18世紀以前の画家)たちの作品を見ることができる美術館として、日本有数の存在である。
免震への取り組み
国立西洋美術館は、1998年に地下を含めすべてを地盤から絶縁する大規模な免震レトロフィット工事を行った。これは本格的な免震レトロフィット工事としては日本初のものである。これにより、ル・コルビュジエの建築だけでなく、人命と作品も地震から守り、美術館として安全に使い続けることが可能となった。また、前庭の彫刻にも免震台を設置するなど、建築物や芸術作品を地震から保護することに積極的である。免震のメカニズムを解説したパネルを添えるなど、その重要性を伝えている。
本館の世界遺産への指定
この節には、現在進行中のことを扱っている文章が含まれています。
フランス政府は、世界遺産登録の前提となる暫定リストに、フランス国内にあるル・コルビュジエの作品・計13件を「ル・コルビュジエの建築と都市計画」(L’œuvre architecturale et urbaine de Le Corbusier)として登載している。この「ル・コルビュジエの建築と都市計画」の中に、ドイツやスイスなどにあるル・コルビュジエの作品と同様に、フランス政府が本館を加えて、ユネスコに推薦することを検討していることが、2007年7月28日に報道された。9月14日には、日本政府がフランス政府に協力する形で、ユネスコへ本館を推薦することを決定した。最終的な推薦書はフランス政府が提出する予定である。これまで、アントニ・ガウディの作品群のように、一人の建築家の建造物を一括してユネスコに申請した事例はあるが、世界7カ国に散在する計23件の建造物を、一括して申請するのは史上初となる。2007年9月中に暫定リストに登載され、2009年に開かれる世界遺産委員会で登録の可否が審議される。なお、世界遺産には、登録国と所在地が一致していないものがいくつかあるが、日本国内にある文化遺産を外国政府が推薦するのは史上初となる。ちなみに、本館は現在、登録に必要となる日本の重要文化財指定を受けていないため、今後「築五十年以上の建造物が対象」とされてきた重文指定の目安を超えた指定が行われる可能性もある。
沿革
1959年4月 - 国立西洋美術館設置
1964年7月 - 講堂・事務棟竣工(現存せず)
1979年5月 - 新館竣工
1997年12月 - 企画展示館竣工
1998年3月 - 本館免震レトロフィット施工
建築概要
設計 - ル・コルビュジエ(本館)・前川國男(新館)・前川建築設計事務所(企画展示館)
竣工 - 1959年(本館)・1979年(新館)・1997年(企画展示館)
延床面積 - 17227m?
所在地 - 東京都台東区上野公園7番7号
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